セラピストになるまで〜修羅場編③

それからというもの、放心状態だった。

まず、結婚式場にはキャンセルの電話を入れた。

向こうもよくあることのようで、

すんなりキャンセルを受け入れてくれた。

そして、相手の義母さんへお世話になった挨拶。

「私に似て、お金遣い荒いのよね」

と言われ、自分の選択は間違ってなかったなと思った。

やっぱり、自分の息子が可愛いに決まってるよね。

そして、上司に結婚破棄の話を報告して以来、

ピタッと、会社の人からの祝福コメントは止まった。

噂って怖いね(笑)

夜中の修羅場事件の前の日に

森下駅から両国の自宅に向かって歩いていた。

その時、私が両親に電話した時のこと。

「あなたが彼を尊敬できる部分があれば、

何があってもやっていけるから」

と母から言われた。

歩きながら、

彼の尊敬できる部分かぁ…………ん?

なくない??

と、気付いた。

もうこの時に結果は決まってたんだと思う。

この言葉には今でも助けられてる。